Pinguinus’s diary

旅行の記録を気が向いたときに載せています

MH130(AKL-KUL)搭乗記

2016年9月 MH130(オークランド-クアラルンプール) 

クアラルンプール-オークランドの続き。 

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出国時もやはり鞄を薬物検査にかけられる。ニュージーランド当局の要注意人物リストに載ってしまったのかもしれない。

 

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オークランドではエンペラーラウンジがマレーシア航空の指定となっていた。

 

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奥に見えるのがスカイタワー。 基本平坦だが,ところどころ火山地形で盛り上がっている。

 

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重めの機内食が2回出てきた。搭乗当時,マレーシア航空のクアラルンプール⇔オークランド線は週3往復で,クルーは数日後の次のフライトまでオークランドでステイする運用らしく,行きとまったく同じクルーだった。

 

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オークランド時間の昼過ぎに出発し,クアラルンプール時間の夜に到着する。インドネシア上空あたりで夜と昼の境目を見ながら飛行することになった。

 

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海上にぽつぽつシンガポール海峡を通る船の灯りが見える。そして,シンガポールはピカピカしている。セントーサ島やマリーナベイサンズのあたりはとくに明るい。

 

MH131(KUL-AKL)搭乗記

2016年9月 MH131(クアラルンプール-オークランド)

成田-クアラルンプールの続き。

 

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長距離国際線はKLIAのサテライトを使用する。中心には人工ジャングルがある。

 

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マレーシア航空ゴールデンラウンジ。かなり広い。酒は入り口の近くのバーカウンターで頼まないと出てこない。おいてある食べ物の他にヌードルバーでも麺類やアイスなどが注文できる。

 

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クアラルンプールは保安検査を一括でするのではなく,シンガポールのように各ゲート前でする仕組みになっている。時間になったら保安検査員がやってくる。

 

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同じA330オークランドへ向かう。機内食は2回あった。クアラルンプールを23時すぎに出発して,オークランドに昼過ぎに到着する便だった。オーストラリア東海岸からオークランドまでは2000キロ以上あって,ずいぶん長く感じた。なお,最初にナッツが配られるのだが,ニュージーランドには持ち込めないので,絶対に機内で食べるようにと釘を刺される。

 

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オークランドのイミグレーションで3時間止められる。職業がstudentなのにビジネスクラスに乗ってきたこと,ほぼ3日で折り返すこと,1ヶ月前に3日だけタイに滞在していたこと,南半球の気候の具合がわからなかったので,服を余分に持ってきたことなどが非常に怪しかったらしい。日本での住所,電話番号を書かされ,大学の学生証もコピーを取られた。荷物を全部ひっくり返され,薬物検査機にかけられ,麻薬探知犬にもかけられた。開放されるとき,"Thank you for your Corporation"と悔しそうに言われたのが印象に残っている。

MH89(NRT-KUL)搭乗記

2016年9月 MH89(成田-クアラルンプール) 

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 MHの成田での指定ラウンジはサテライトのカンタス

 

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ゲートははじっこの98番。グランド業務はJALに委託しているようだった。

 

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4区間ともにA330だったので,ずっとこのシートだった。ほぼフルフラットになる。

 

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機内食の最初にサテーが出てくる。おかわりのリクエストも聞いてくれる。メインディッシュは,事前にメールが来て指定することができた。昼ごろにメインが,到着前の夕方にサンドウィッチが出された。

 

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クアラルンプール国際空港,通称KLIAは熱帯雨林を切り開いて作られた。アプローチ中は森しか見えない。

運転免許の住所変更を東京空港署でやってみる

この度、都内に引っ越しをしたので、免許の住所を更新しなければならなかった。 

警視庁のホームページによれば、記載事項変更ができる場所として「都内全警察署」とある。住所地最寄りの警察署でなければならない、といったような縛りも特にない。

私は多摩地域に引っ越したが、折角の機会なので、あまり行くことのない警察署で更新をしてみようと思い立った。

 

www.keishicho.metro.tokyo.jp

 

東京空港署

住居表示でいう大田区羽田空港1丁目、2丁目、3丁目を管轄する。具体的には、1丁目は整備場や天空橋のあたり、2丁目は第3ターミナル周辺、3丁目が第1・第2ターミナル周辺である。

「警視庁警察署組織規程」によれば、東京空港署には、次の課が置かれている。

警務課、会計課、交通課、警備課、地域課、外事課、刑事生活安全組織犯罪対策課 

 このうち、外事課は警視庁では東京空港署にだけ置かれている。他の警察署では、警備課の業務の中に外事に関わることが含まれるようなので、空港署だけ独立しているといったほうが適切かもしれない。ちなみに、ほかに珍しい課として、船舶関連を扱う東京湾岸署の水上安全課がある。

 東京空港署には、運転免許証の事務を行う交通課がおかれているので、とうぜん東京空港署でも免許証の記載事項変更ができるはずである。

 

東京空港署へ行く

たまたま、羽田空港からフライトの予定があった。少し早く空港へ行き、東京空港署へ赴くことにした。東京空港署は、第2ターミナルの北側、貨物地区へ行く途中にある。

 

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第2ターミナルの到着階を出て、ひたすら北へ行く。

 

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この信号を渡って、道なりに行く。

 

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入り口の警備小屋に警察官がいるので、事情を伝えて入れてもらう。

住所更新

平日の夕方であったが、私以外に警察署に用事があって来た人はいないようであった。受付のおば様に、住所変更に来た旨を伝えると、カウンターに案内され、都内→都内の変更なのか、都外→都内の変更なのか、住所を確認できる書類を持っているか尋ねられたうえで、「運転免許証記載事項変更届」を記入するように言われた。本籍も記入する必要があった(都外からの変更だったから必要だったのかもしれない)。

本籍を覚えていない場合(私は親の実家の住所が本籍になったままなので、正確に覚えていなかった)、免許証のICチップに記録されているので照会はできそうだが、パスワードを忘れていると厄介なことになるかもしれない。

免許証に記載する住所について説明があり、集合住宅の場合、建物名は省略することもできるとのことだったので、そうしてもらうことにした。

提出して3分ほどで、免許証裏の備考欄に新しい住所が印刷されたものを渡された。

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変更日、新住所と「東京公委」の印が押されている。空港署でやったことがわかるような部分はひとつもなかった。おそらく、都内のどの警察署、免許試験場などで行っても、同じように処理されると思われる。

【パリ】カルチェラタン、インド人街ほか

 

 

カフェ

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1月1日の朝、宿泊していたベルヴィルにあったカフェでクロワッサンを食べながら一日をスタート。30分ほど滞在したが、ひっきりなしに人が入れ替わっていった。

 

バスティーユ広場

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バスティーユ襲撃事件の場所。

 

グランド・モスケ・ド・パリ

アフリカのイスラーム教国からの移民が多いフランスでは、ムスリムのためのモスクが必要とされた。19世紀末からモスク建設運動はあったようだが、第1次世界大戦後に従軍したムスリムの追悼という名目で政府の援助を受けて建設された。

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メッカの時間は1日の5回のお祈りの時間がひと目で分かる。

 

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なお、一人では入りにくかったが、併設のレストランではクスクスが食べられるらしい。また、ハマームとよばれる浴場も併設されているらしい。

入場料に絵葉書代が含まれていたらしく、絵葉書を1枚選ぶことができた。

 

カルチェ・ラタン

 

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大学とか教育機関が多く集まっている地区。「ラタン」とはラテン語のこと。 
意外と世界各国の料理店が集まっていて、ちょうど数日前にカルロス・ゴーンレバノンに逃亡していたこともあり、レバノン料理店へ行く。このレバノンサンドウィッチがかなり美味しい。

ノートルダム大聖堂

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2019年の4月に火災に遭い、再建中のノートルダム大聖堂。工事用の囲いには、さまざまな写真が載っています。

 

ポン・ヌフ

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「新しい橋」という意味。シテ島を挟んでセーヌ川にかかる。シテ島部分にある銅像アンリ4世のもの。

 

マレ地区

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ユダヤ人街として知られる。ひよこ豆のコロッケのサンドウィッチのようなファラフェルの店がある。さらに、中央にダビデの星があるように、ユダヤ教の礼拝施設であるシナゴーグもあった。

 

インド人街

10区にはインド人街がある。なお、3区からライムで行ったが、このあたりは駐車禁止エリアとなっていて停められず、しばらく離れたところにとめることになった。

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サン・ドニ

 

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サン・ドニ門からまっすぐ北へ進むと、インド系の商店が増えてくる。

 

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パッサージュ・ブラディというアーケード街。どこもだいたいインド料理店である。さすがに1月1日ということもあってか、営業している店は多くなかった。

 

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結局、サン・ドニ門から北へ行ったところにあったビリヤニ店で食事をした。マトンビリヤニ。水が出てきたが、腹を壊したらいけないので手を付けなかった。

 

ルーヴル美術館

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メトロもストライキ中だったが、ルーヴル美術館ストライキ中で営業していなかった。日が暮れてから、中庭に入った。

 

 

ベルヴィル地区、チャイナタウン、凱旋門カウントダウン

ライム

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電動キックボード。スマホにアプリを入れて、キックボード備え付けのQRコードを読み取ると、メーターが点灯し走れるようになる。サービスエリア内であれば、好きなところで拾って、好きなところで捨ててもよい。時速30キロは出せるので、歩道ではなく自転車道を走らなければならない。なお、距離課金制で2キロほどで3ユーロほどするので、一日中乗り回しているわけにもいかない。

今回はメトロがストライキ中だったので、特に坂を登ることになる北のほうに行くときに使った。

 

ベルヴィル地区

20区と19区にまたがる地区で、中国系の移民が多い。とくに1980年代以降にやってきた新華僑によってチャイナタウン化がすすんだ。古くからユダヤ人やアラブ人などの労働者層を受け入れてきた移民街であり、移民を受け入れる風土があった土地であったらしい。

 

f:id:Pinguinus:20201017161614j:plainメトロのベルヴィル駅から東へ延びるベルヴィル通りから市内を見下ろす。タイ料理店がみえる。

 

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フランスの華僑には温州のあたりの出身者が多く、ベルヴィルでも温州を名乗った店舗がみられる。

 

マルシェ・ベルヴィル

ベルヴィル駅からベルヴィル大通りをメニルモンタン方面に南へ行くと、朝市が行われていた。ぱっと見た感じ、アフリカ系と思われる人も多かった。ベルヴィル界隈について事前にネットで調べていたとき、この界隈は移民が多いので治安が悪い、との書き込みが散見された。何をもって治安が悪いとするかは人それぞれだが、移民が多いことと治安は直結しないなあと思ったり…

 

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年末のパリは午前9時半にようやく日が昇り始める。

 

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果物や魚介類、日常雑貨やかんたんな惣菜なども売っている。

 

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朝食がてら、ハラールチキンを購入した。2ユーロしないで2本買えた。

 

ペール・ラシェーズ墓地

20区にあるパリ最大の墓地。規模は段違いだが、位置とかの感覚的には東京でいうと谷中霊園に近いような気がする。

 

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入り口まで続く壁にはおそらく埋葬されている人の一覧がある。

 

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入り口を入ったところに著名人の墓の案内がある。QRコードの張り紙がしてあって、それにアクセスすると地図をダウンロードできる。

 

 

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ロゼッタストーンを解読したシャンポリオンの墓。

 

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ショパンの墓。ポーランド国旗が置かれているのでわかりやすい。

 

ヴァンセンヌの森

ペール・ラシェーズ墓地からさらに南下して12区へ向かうと、ヴァンセンヌの森がある。公園内にはヴァンセンヌ城や動物園などがある。あまりに広くて回りきれず、今回は入口のあたりを散策するだけにした。16区のブローニュの森とほぼ対称の位置にあるので覚えやすい。ヴァンセンヌ競馬場もある。

 

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上空には飛行機雲がひっきりなしにできている。

 

チャイナタウン(13区)

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2019年年末、パリの交通機関はだいたいストライキによって運行していなかった。しかし、平常運行していたトラムを使って、12区から13区まで移動した。

 

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昼食はすこし奮発して、中華ビュッフェにした。日式中華よりも全体的に甘めで、のっぺりしている印象を受けた。飲み物もつけて、12ユーロくらいであった。

 

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オランピアード広場。13区のチャイナタウンは、団地から始まっている。このあたりはもともと自動車工場があって、高層団地として再開発された。ただ、工場時代のイメージの悪さからか、団地には空き家が多く発生した。ちょうどそのころ、旧フランス領インドシナの国々の情勢の悪化に伴い、フランスに移民する華人が急増した。その華人がその空き家に住むようになることで、チャイナタウン化が進んだという経緯がある。

どことなく、川口の芝園団地と似ている気がした。芝園団地は、都心部に住んでいた華人たちが家賃の上昇など様々な要因で郊外へ移動していった華人が住むようになったという経緯があるが、華人と団地という組み合わせに変わりはない。

 

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陳氏商場。ここだけ切り取れば中国そのものである。商品も中国からの輸入品か、冷蔵が必要で賞味期限が長くない、餃子とか肉まんであればパリ近郊の工場で生産されているものも多かった。

 

トゥール・モンパルナス

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15区にある。英語読みではモンパルナス・タワー。パリで一番高いビルらしい。また、タワーのふもとには南フランス行きの電車が発着するモンパルナス駅がある。

 

アンヴァリッド

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日本語だとしばしば廃兵院と表記される。傷病軍人のための施設として作られ、ナポレオンの墓もある。

 

エッフェル塔

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登るのには予約が必要らしかったが、予約もしていないので下から眺めるだけにした。

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エッフェル塔のふもとでは、さまざまな物売りがいた。防寒具や光るオモチャ、あと目立ったのはワイン売り。

 

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セーヌ川エッフェル塔のふもとはピカピカしていた。

 

凱旋門シャンゼリゼ通り

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シャンゼリゼ通りで年越しカウントダウンをした。シャンゼリゼ通りに入るには警察の手荷物検査を受ける仕組みになっているため、シャンゼリゼ通りにつながるいくつかの道は封鎖される。

また、シャンゼリゼ通り内にはトイレがない。トイレに行きたくなったら、規制エリアを一度出て、公衆トイレに行くしかない。パリ市が設置する公衆トイレは次のサイトから検索できる。

https://www.paris.fr/pages/les-sanisettes-2396

なお、パリの公衆トイレには自動洗浄機能がついており、一人が使い終えると一度自動で扉が閉まり、1分ほどの自動洗浄ののち、再び扉が開いたら次の人が使用可能になる。誤って自動洗浄のときに入ってしまうとトイレの洗浄水を全身に浴びることになってしまうらしい。

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カウントダウン開場には、ところどころ大型ビジョンもついており、凱旋門から離れた位置でも凱旋門の様子がわかるようになっている。

 

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カウントダウン後はメトロ1号線が無料で乗れる。なお、シャンゼリゼ通り近くのメトロ駅は封鎖されているので、コンコルド駅から乗車した。

総合旅行業務取扱管理者試験を受けてきた

本年度の総合旅行業務取扱管理者試験を受けてきた。

総合旅行業務取扱管理者試験とは、旅行業法で旅行会社の営業所ごとに置くことが定められている「総合旅行業務取扱管理者」の資格を得るための国家試験であり、旅行業協会が実施している。旅行会社が営業するには、この資格を持った人が必要である。

なお、これとは別に「国内旅行業務取扱管理者」の資格も設けられている。「総合」はその名のとおり海外旅行、国内旅行を含めてすべての旅行を扱えるが、「国内」は国内旅行だけに限定されるのが違いである。

とくに私は旅行会社に勤めようという気もないのだが、これまでの経験から、旅行についてある程度は知識を得た気がしたので、話の種にでもなればと思って受けてみることにした。

 

試験の構成

①旅行業法

 旅行業界の基本的な法律である「旅行業法」についての試験。

②約款

 旅行業界で標準的に用いられる「旅行業約款」についての試験。

③国内旅行実務

国内の観光地についての知識、貸切バス、フェリー、国内航空、JRの運賃計算などについての試験。

④海外旅行実務

国際航空券の運賃計算、CIQ関連法令、英語の文章読解、海外観光地についての知識、時差計算、航空機の乗り継ぎ、航空会社コード、ホテル用語などについての試験。

 

国内旅行業務取扱管理者の資格を持っていたり、旅行会社での実務経験があったりすると免除される科目もあるようだが、何も免除になっていないので、詳しいことは調べていない。

 

試験当日まで

昔から試験を受けるために、試験対策用の参考書を使って勉強するのはあまり好きではない。過去問をやりながら、作問者がどこからどのように問いを作ったかをたどる作業が好きなのである。それゆえ、関連法規などをネットで検索して確認しながら、旅行業協会のホームページに載っている過去問5年分をじっくり問いていった。(なお、うまくURLをいじると、それよりも前の過去問にもアクセスできる。)

以下のホームページはたいへんよくまとまっていて、適宜参考にさせていただいた。このサイトがなければ、確実に合格していない。

medakaholidays.com

 

 

試験当日

試験開始は11時だったが、9時前には早稲田駅に着いたので、駅前のモスバーガーでしばらく勉強する。周りはだいたい同じ試験を受けるようだった。

開場は10時とのことだったので、10時10分ごろに早稲田大学3号館へ行ったところ、入り口で検温が行われていて、3度ほど折り返す行列ができていた。

10時40分、試験の説明が始まる。この教室には免除者はいないので、全部の科目を解いてくださいと指示があった。また、開始30分後から終了10分前の間ならば、終わったら退出してよいとのこと。

11時、旅行業法と約款の試験が始まる。ぎりぎり合格点が取れればいいかという目論見だったので、なんとなく解きすすめる。12時20分までだったが、随分早く終わったので11時45分ごろに途中退出した。

早く退出できたので、早稲田から少し歩いて肥後細川庭園に行く。ベンチで午後の確認をする。過去問を解いていて、やけにハワイとアルプスについて詳しく聞かれたような気がしたので、そこだけ覚えておく。

13時10分ごろ、試験室に戻る。また説明があって、13時30分から国内旅行実務、海外旅行実務の試験が始まる。当てはまるものをすべて答えよ、という質問が急増しており戸惑ったが、適当にやり過ごす。試験時間は15時20分までだったが、15時前には退出した。

帰宅後、ユーキャンが出している解答速報と照らし合わせたところ、全科目ぎりぎり6割を超えていた。記入間違えがなければ合格しているはずである。