Pinguinus’s diary

旅行の記録を気が向いたときに載せています

運転免許の住所変更を東京空港署でやってみる

この度、都内に引っ越しをしたので、免許の住所を更新しなければならなかった。 

警視庁のホームページによれば、記載事項変更ができる場所として「都内全警察署」とある。住所地最寄りの警察署でなければならない、といったような縛りも特にない。

私は多摩地域に引っ越したが、折角の機会なので、あまり行くことのない警察署で更新をしてみようと思い立った。

 

www.keishicho.metro.tokyo.jp

 

東京空港署

住居表示でいう大田区羽田空港1丁目、2丁目、3丁目を管轄する。具体的には、1丁目は整備場や天空橋のあたり、2丁目は第3ターミナル周辺、3丁目が第1・第2ターミナル周辺である。

「警視庁警察署組織規程」によれば、東京空港署には、次の課が置かれている。

警務課、会計課、交通課、警備課、地域課、外事課、刑事生活安全組織犯罪対策課 

 このうち、外事課は警視庁では東京空港署にだけ置かれている。他の警察署では、警備課の業務の中に外事に関わることが含まれるようなので、空港署だけ独立しているといったほうが適切かもしれない。ちなみに、ほかに珍しい課として、船舶関連を扱う東京湾岸署の水上安全課がある。

 東京空港署には、運転免許証の事務を行う交通課がおかれているので、とうぜん東京空港署でも免許証の記載事項変更ができるはずである。

 

東京空港署へ行く

たまたま、羽田空港からフライトの予定があった。少し早く空港へ行き、東京空港署へ赴くことにした。東京空港署は、第2ターミナルの北側、貨物地区へ行く途中にある。

 

f:id:Pinguinus:20210313173344j:plain

第2ターミナルの到着階を出て、ひたすら北へ行く。

 

f:id:Pinguinus:20210313173635j:plain

この信号を渡って、道なりに行く。

 

f:id:Pinguinus:20210313173402j:plain

入り口の警備小屋に警察官がいるので、事情を伝えて入れてもらう。

住所更新

平日の夕方であったが、私以外に警察署に用事があって来た人はいないようであった。受付のおば様に、住所変更に来た旨を伝えると、カウンターに案内され、都内→都内の変更なのか、都外→都内の変更なのか、住所を確認できる書類を持っているか尋ねられたうえで、「運転免許証記載事項変更届」を記入するように言われた。本籍も記入する必要があった(都外からの変更だったから必要だったのかもしれない)。

本籍を覚えていない場合(私は親の実家の住所が本籍になったままなので、正確に覚えていなかった)、免許証のICチップに記録されているので照会はできそうだが、パスワードを忘れていると厄介なことになるかもしれない。

免許証に記載する住所について説明があり、集合住宅の場合、建物名は省略することもできるとのことだったので、そうしてもらうことにした。

提出して3分ほどで、免許証裏の備考欄に新しい住所が印刷されたものを渡された。

f:id:Pinguinus:20210313174158j:plain

変更日、新住所と「東京公委」の印が押されている。空港署でやったことがわかるような部分はひとつもなかった。おそらく、都内のどの警察署、免許試験場などで行っても、同じように処理されると思われる。