Pinguinus’s diary

旅行の記録を気が向いたときに載せています

【上海旅行記⑥】豫園のお茶詐欺

フランス租界のあとは豫園と昼間の外灘へ行きました。

気温が37度を超える暑い日でしたので,コスタコーヒーで作戦会議も兼ねてピーチヨーグルトを飲みます。

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新天地駅から10号線で豫園駅へ行きました。

豫園駅の階段を上がったところで,スーツ姿の小柄な中国人男性にiPhoneを渡され,写真を撮ってほしいと頼まれます。写真を撮ってあげたところ,流暢な英語で,「あなた中国人じゃないよね,台湾人?香港人?」と質問をされます。この時点で上海あるあるのお茶詐欺だと気づきましたが,暇なのでそのまま相手をすることにしました。5分ほど立ち話をすると,案の定「近所でティーパーティーしているんだけど来ない?」とお茶屋へ誘われます。暇なのでそのままついていきました。豫園駅から5分ほど東へ,淮海中路に入ったあたりの茶店に連れて行かれます。連れて行かれる間も,日本の漫画が好きだとか,中国は運転免許を取るのに2年かかるだとか,流暢な英語で話しかけてきます。それだけ英語できるんならもっとまともな仕事しろよ…と思わなくもない感じです。

店は鰻の寝床で,奥行きはあるものの,幅が人2人分くらいでした。男が私を先に入れようとしますが,奥に入ったら逃げられないので,無理やり男を先に入れます。中に入ると,お茶セットの置かれた机が用意され,とチャイナドレスの女性が一人いました。私が入るとドアを閉めます。席に座るように促されたところで,いくらするのか強めに問いただすとメニューを出してきて,60元とのこと。当然これで終わるわけありません。くる間の男との会話の中で,今夜東京に帰るんだ,と話してあったので,今夜帰るから中国元は使い切っちゃったから払えないよ,といったところ,男は「上海はインターナショナルシティだから日本円でもクレジットカードでも払えるよ」とインターナショナルシティと何が関係あるのかわからない理由をいってきたので,ドア開けろと強めに行って帰りました。

話の合間で日本語使ってくるので,知らないと普通について行ってしまいそうな詐欺です。

 

ちなみに詐欺師に連れて行かれたのはこのへん。

 店から出たところで,豫園のあたりの散策。

いかにも観光地くさいので,だいたい外からの見学です。

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観光地でも一本道が違うと生活空間です。

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豫園から歩いて外灘へ抜けます。

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お土産を買いに新世界大丸へ行きます。

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地下のチキンライスの店で昼食を食べます。通路に面した席で食べていたところ,うまそうに見えるらしく,私が買うまでには一人もいなかった客が,食べ終わった頃には5人ほどに増えていました。

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なんと,香港の奇華餅家の上海店が新世界大丸地下にあり,お土産にパンダクッキーを大量購入。奇華餅家は大好きです。

租界を巡ろうと思いましたが,あまりの暑さでフランス租界だけでおわりです。