【上海旅行記⑤】旧フランス租界散策
19世紀に清がアヘン戦争でイギリスに敗れると,南京条約で上海は開港地となり外国人が入ってくるようになりました。そこで,「租界」と呼ばれる外国人の専用居住区域が設けられました。具体的にはフランスの「フランス租界」とイギリス,アメリカ,日本などの「共同租界」の2つです。(はじめはフランス,イギリス,アメリカ租界がありましたが,フランス租界のほかは共同租界としてまとめられました。)
フランス租界へは10号線の交通大学駅から歩いて向かいます。
道中の不動産屋。よく見ると洋館を取り扱っています。
道端に止まっていた白バイ。
フランスっぽさが残る「武康路」です。
日本が清と日清戦争の講和条約である下関条約を結んだ時の清側の全権李鴻章が7番目の愛人のために建てた別荘だそうです。
この辺に李鴻章の墓があったらしい。
衝山路駅まで歩いて,疲れたので電車で新天地駅へ向かいます。