Pinguinus’s diary

旅行の記録を気が向いたときに載せています

S7航空のEconomy Basic運賃とワンワールドサファイアステータス

2018年3月時点の情報です。

 

S7航空のエコノミークラスには2つの運賃プランがあります。

 

Economy Basic と Economy Flex です。

前者は無料で手荷物を預けることができず、別途料金を支払わなければならない仕組みです。

一方、ワンワールドの取り決めでは、上級ステータスを持っていれば、荷物をさらに追加で預けることができます。

 

ワンワールドの上級ステータスホルダーがS7航空のEconomy Basicに搭乗したときの荷物の扱いはどうなるのでしょうか。

 

S7に問い合わせたところ,S7の上級会員だけでなく,他社ワンワールド上級資格であっても,Economy Basic運賃で荷物を追加することが可能とのことでした。

https://www.s7.ru/home/about/news/s7-airlines-developed-a-new-fare-system

 

追記

筆者はEconomy Basic運賃でソウル-ウラジオストクウラジオストク-成田に搭乗しましたが、荷物を預けることができました。

【上海旅行記⑦】浦東国際空港で寝る&帰国

夜8時ごろ,地下鉄2号線で南京東路駅から浦東国際空港へ向かいます。

途中の駅で向かい側の電車に乗り換えないといけません。

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小籠包を食べていなかったので,空港でエビ小籠包を食べます。

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出国口を眺められる場所で休憩。

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中国東方航空は少なくとも24時間前から自動チェックイン機でボーディングパスを出せます。翌日便ではあるもののボーディングパスはあるので,出国しようとしてみたところ,入り口のオバチャンがボーディングパスを見て,明日の6時ちょうどじゃないと入れないとのこと。

制限エリアなら快適に寝られそうでしたが,そうはいかないので寝場所をさがします。

まず,到着ロビーは明るすぎてうるさいので却下です。

Cカウンター付近。混雑している上に,ひじかけの関係上続き3席が限度です。

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次,Aカウンター付近。国内線専用カウンターなので,深夜帯は人が少ないです。

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空いている上に,5席続きでとれます。

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身長180センチ後半の私が寝てもご覧の通り。

 

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チャックはナンキン錠で閉め,さらにカバンごと日本から持参したキーロックで椅子にくくりつけて盗難対策をとります。そして,そのリュックを枕にして寝ます。

このベンチのすぐそばには空港で入り口があり,24時間セキュリティチェックが常駐しているので,少し安心かもしれません。

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6時になったのでいざ出国。本当に6時ぴったりにイミグレが開きました。中国人らしからぬ正確さ。クアラルンプールの保安検査なら30分は遅れています。浦東の保安検査とイミグレ,作りが仁川と似ている感じでしたね。

バスゲートがアサイン。隣は同時刻のJL便。結局搭乗したMU便のほうが30分早く成田に着きました。

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【上海旅行記⑥】豫園のお茶詐欺

フランス租界のあとは豫園と昼間の外灘へ行きました。

気温が37度を超える暑い日でしたので,コスタコーヒーで作戦会議も兼ねてピーチヨーグルトを飲みます。

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新天地駅から10号線で豫園駅へ行きました。

豫園駅の階段を上がったところで,スーツ姿の小柄な中国人男性にiPhoneを渡され,写真を撮ってほしいと頼まれます。写真を撮ってあげたところ,流暢な英語で,「あなた中国人じゃないよね,台湾人?香港人?」と質問をされます。この時点で上海あるあるのお茶詐欺だと気づきましたが,暇なのでそのまま相手をすることにしました。5分ほど立ち話をすると,案の定「近所でティーパーティーしているんだけど来ない?」とお茶屋へ誘われます。暇なのでそのままついていきました。豫園駅から5分ほど東へ,淮海中路に入ったあたりの茶店に連れて行かれます。連れて行かれる間も,日本の漫画が好きだとか,中国は運転免許を取るのに2年かかるだとか,流暢な英語で話しかけてきます。それだけ英語できるんならもっとまともな仕事しろよ…と思わなくもない感じです。

店は鰻の寝床で,奥行きはあるものの,幅が人2人分くらいでした。男が私を先に入れようとしますが,奥に入ったら逃げられないので,無理やり男を先に入れます。中に入ると,お茶セットの置かれた机が用意され,とチャイナドレスの女性が一人いました。私が入るとドアを閉めます。席に座るように促されたところで,いくらするのか強めに問いただすとメニューを出してきて,60元とのこと。当然これで終わるわけありません。くる間の男との会話の中で,今夜東京に帰るんだ,と話してあったので,今夜帰るから中国元は使い切っちゃったから払えないよ,といったところ,男は「上海はインターナショナルシティだから日本円でもクレジットカードでも払えるよ」とインターナショナルシティと何が関係あるのかわからない理由をいってきたので,ドア開けろと強めに行って帰りました。

話の合間で日本語使ってくるので,知らないと普通について行ってしまいそうな詐欺です。

 

ちなみに詐欺師に連れて行かれたのはこのへん。

 店から出たところで,豫園のあたりの散策。

いかにも観光地くさいので,だいたい外からの見学です。

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観光地でも一本道が違うと生活空間です。

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豫園から歩いて外灘へ抜けます。

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お土産を買いに新世界大丸へ行きます。

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地下のチキンライスの店で昼食を食べます。通路に面した席で食べていたところ,うまそうに見えるらしく,私が買うまでには一人もいなかった客が,食べ終わった頃には5人ほどに増えていました。

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なんと,香港の奇華餅家の上海店が新世界大丸地下にあり,お土産にパンダクッキーを大量購入。奇華餅家は大好きです。

租界を巡ろうと思いましたが,あまりの暑さでフランス租界だけでおわりです。

【上海旅行記⑤】旧フランス租界散策

19世紀に清がアヘン戦争でイギリスに敗れると,南京条約で上海は開港地となり外国人が入ってくるようになりました。そこで,「租界」と呼ばれる外国人の専用居住区域が設けられました。具体的にはフランスの「フランス租界」とイギリス,アメリカ,日本などの「共同租界」の2つです。(はじめはフランス,イギリス,アメリカ租界がありましたが,フランス租界のほかは共同租界としてまとめられました。)

フランス租界へは10号線の交通大学駅から歩いて向かいます。

 

道中の不動産屋。よく見ると洋館を取り扱っています。

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道端に止まっていた白バイ。

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フランスっぽさが残る「武康路」です。

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日本が清と日清戦争講和条約である下関条約を結んだ時の清側の全権李鴻章が7番目の愛人のために建てた別荘だそうです。

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この辺に李鴻章の墓があったらしい。

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衝山路駅まで歩いて,疲れたので電車で新天地駅へ向かいます。

【上海旅行記④】中山公園周辺散策

上海旅行2日目はホテルのある中山公園駅周辺の散策からスタート。

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朝食会場を探しに中山公園駅前のショッピングモール「龍之夢購物中心」へ行きます。

地下にカルフールが入っているなど,外資系の店舗もたくさんあります。

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ピザハットが朝食をやっていたので入店。メニューは中国語英語併記で,店員にも英語が通じました。

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朝食のあとは中山公園へいきます。

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f:id:Pinguinus:20170812224702j:plain高級住宅街だそうな兆豊嘉園のそばを通ります。

f:id:Pinguinus:20170812225125j:plainちょっと裏道に入ると,日本食レストランが多く並ぶ一角があります。

f:id:Pinguinus:20170812225221j:plain中山公園です。

 

 

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広場には音楽をかけながら踊る中年おばさん集団がいました。そのためか,デシベルを表示する機械がおいてあります。

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一角には遊園地があります。誰も遊んでいませんでしたが…

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公園の一角には「凝娶力工程博物館」があります。入場無料です。

展示に英語が併記されているので,中国語ができなくても展示内容を理解できます。中国共産党が貧しかった上海人民の生活をいかに向上させたか,ということがひたすら展示されています。

壁に毛沢東,鄧小平,江沢民胡錦濤習近平と名だたる政治家の直筆の書が並びます。毛沢東の字が汚いですね…

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 一般人民の姿も多く見られましたが,彼らは展示にはあまり興味がないようで,館内で放映されているナショナルジオグラフィックのビデオを見ることに熱中していました。気温が40度近い日でしたから,クーラーの効いている博物館は避暑にもってこいなのかもしれません。

 

つぎはフランス租界へ向かいます。 

 

 

 

 

 

【上海旅行記③】土曜夜の外灘へ行く

ホテルに荷物を置いたら,外灘へ向かいます。

中山公園駅から2号線に乗ってひとまず人民広場駅まで向かいます。

人民広場から外灘まで歩いて向かってみます。

時間は19時くらい。

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福原愛ラッピングの車が南京東路にいました。

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とにかく人民だらけ。南京東路駅のあたりから外灘まであまりの混雑で30分くらいかかりました。道の真ん中で赤ん坊のオムツを取り替えて人の流れを妨げている人民がいたり,警察の制止にも応じず車道を歩く人民がいたりしました…

翌日に声をかけてきた豫園お茶詐欺師の話では,土曜夜の外灘はメチャメチャ混む,とのこと。日曜は皆地方へ帰っていくので比較的空いているらしい…?

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f:id:Pinguinus:20170812222813j:plainこれはバンコク銀行

川の向かいの夜景もいいですが,洋風の建物のライトアップを見ることもできます。

個人的にはこっちのほうが好きでした。

f:id:Pinguinus:20170812223637j:plain牛の銅像で記念撮影をする人民。

 

人だらけで疲れたので,9時すぎにホテルへ戻ることにしました。

【上海旅行記②】空港からホテル(ロイヤルトン ホテル 上海)

上海虹橋空港に到着し,市内へ向かいます。

中国東方航空はターミナル1に到着しますので,地下鉄に乗車すべく虹桥1号航站楼站へ向かいます。屋根付きではあるものの,屋外を数百メートル歩くと入り口に着きます。

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「交通卡」を買うべく,チケット売り場のお兄さんに英語で聞いてみたところ,第2ターミナルでしか売っていない,とのこと。第1ターミナルは国内線メインなんですね…

特に下調べをしていかなかったので,第2ターミナルへの連絡通路があるだろう,と思ってターミナルに戻ってみるもそれらしきものは見当たりません。見つからないので諦めて再び駅へ戻ります。(あとで調べてみたら両ターミナル間は徒歩で移動できないことが発覚)

そこで,現金で切符を購入して乗車することにしました。

ATMでおろした100元札しかなく,額面が大きすぎて券売機では使えなかっため,両替がてら改札近くのコンビニで水を買おうとしました。英語ができない店員にただの両替だと間違われ,チケット売り場へ連れて行かれました。言っても仕方ないので先ほどのお兄さんに両替してもらいました。

10号線で虹桥路へ行き,そこで2号線か3号線(同じホームにきます)に乗り換えて,ホテルのある中山公園駅へ向かいました。

中山公園駅からラッフルズシティのなかを突っ切り,裏口から出て団地を通ると,今回の宿泊ホテルへの近道です。

ロイヤルトン ホテル 上海(美侖大酒店) (Mercure Shanghai Royalton) -上海-【 2017年最新の料金比較・口コミ・宿泊予約 】- トリップアドバイザー

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広くて清潔なダブルベッドルームで1泊6000円ほど。駅から少し歩きますが,コスパは良いホテルです。

 

この旅行は2泊3日(?)でしたので,持ち物はリュック1つだけでした。着替えなどかさばるものをホテルに置いて,外灘へ出かけます。