モバイルPASMO,モバイルSuicaのオートチャージについて考える
使用していたXperia XZ3が破損したので、docomoの補償サービスを使って、Xperia 1に交換した。docomoの補償サービスは、同一機種への変更が原則であるが、在庫切れなどの場合は、上位機種へ交換されることがある。
私は西武線沿線在住のため、Xperia XZ3では、定期券に加えて、プリンスポイントカードを紐づけたモバイルPASMOを使用していた。なお、ポイントをJALマイルに集約するため、東急カードでオートチャージを設定した。
今回手に入れたXperia 1は、数少ないモバイルSuicaとモバイルPASMOを併用できる機種の一つである。そこで、モバイルSuicaをも同時に使っていくことにしたのである。モバイルSuicaのオートチャージには、JALカードSuica Club-Aカードを使用する。
東急カードとJALカードSuicaでそれぞれオートチャージしたとき、付与されるポイントは次のとおりである。
東急カード:チャージ金額の1%
そして、それぞれのポイントは、次のレートでJALマイルに交換できる。
東急カード:2000ポイント→1000マイル
東急カードでJALマイルに交換するには、最低でも2000ポイントを得ること、すなわち20万円ぶんの使用が必要である。東急カード、JALカードSuicaでそれぞれ20万円ぶん使用したときに得られるJALマイルは以下のようになる。
東急カード:2000ポイント→1000マイル
したがって、同じ金額を使用しても、JALカードSuicaをモバイルSuicaにオートチャージすることで、東急カードでモバイルPASMOにオートチャージしたときの2倍のマイルがたまることがわかる。
主に西武線での使用になったとしても、定期券以外での使用においては、モバイルSuicaのほうが優れているのである。
ただし、西武の自販機では、プリンスポイント10倍キャンペーンが行われるときがあるし、メトロの乗車ポイントがつく。一方で、JRも乗車ポイントがつく。基本的には、西武の物販とメトロ乗車のときはPASMO、それ以外はSuicaを使用することが望ましいという結論になった。