ロッテルダム チャイナタウン/spidoクルーズ
マルクトハルから北へ伸びる通りでは,朝市が開催されていた。旅行者の手前,生魚や生肉の購入ははばかられるので,見るだけにした。
およそ地図に示したあたりが,中国系を中心としたエスニックタウンになっている。
「唐人街」と表記がある。
スーパーマーケット「華南行」。マルクトハルにも店舗があった。
初期の中国系移民が床屋などの技術職をしていたということを示すように,中国系の床屋がみられた。
その後,チャイナタウンを離れ,エラスムス橋の方面へ向かった。途中,スリナム料理店を多く見かけた。旧植民地であったスリナム系の人々も多いようである。
エラスムス橋の近くから,ロッテルダム港クルーズ「spido」に乗船した。前の日の夕方に乗りたかったのだが,あいにく完売しており,翌日の11時の便のチケットを購入した。
満員となった船には,家族連れの客が多かった。デッキに出ることもできたが,12月暮れではさすがに寒く,ずっとデッキにはいられなかった。内部には6人掛けほどのテーブルがたくさん並べられていた。窓側に一人で座ったが,後ほど家族連れがやってきた。
クルーズ中は,オランダ語と英語で案内の放送がかかる。世界各地から運ばれてきた,もしくはこれから運ばれるコンテナはとても迫力があった。
このあとは,ロッテルダム中央駅から,デルフト,ハーグに立ち寄って,夜までにアムステルダムへ向かう。
つづく